一年が過ぎて、あっという間だったことに驚く。
大学の一年間と今の一年間じゃ、10倍くらい時の流れが速い。
なぜこんなにも速く感じるのだろうか。
大体俺はネガティブな考え方をするのでそれに従えば、やはり「考える時間」が減ったのだと思う。
物事を「考え」なくなったのかもしれない。
学生のころは何をするのにも考えてから行動していた。
今日は電車でいくかどうするか
講義はどの席で受けようか
昼は何を食べようか
卒論の一部をどう仕上げようか
部活ではどうやろうか
特に何の決まりもない生活だったから、いちいち考えなくては動けなかった。
それが良かったのか悪かったのかはまた別の話として、
今はそれとは違う生活だ。
決められたやり方に沿って決められたものを造り、決められた手順にのっとって決められた人の許可をもらう。
そんなことの繰り返しの毎日。
どちらが活き活きとしていたかといえば、やはり前者だ。
特に何の能力もない自分にとって社会で生きていく以上はこの「決められた~」に従わなくてはならない。
それでもやはりもどかしさはいつも持っている。
もっとクリエイティブなことがしたい
もっとアカデミックなこともしたい
でも同時にそれを押さえつける気持ちも持っている。
いったい何ができる?
何の能力もない
今はまだ修行中。
必要な能力を養ってるとき。
まだまだ表舞台には立てるわけがない。
そう言い聞かせることが多い。
いやはやそれとも、こんなことを考えてる時間こそがもったいないのかもしれない。
風呂に入って新聞読んで、さっさと寝てしまいましょう。