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高等部入試問題
青山学院高等部入試問題の4ページ目、第二次大戦に関する長文問題のなかで、
「彼女の話は退屈であきあきしてしまう」
というような内容の記述があり、戦争の話に対して「退屈で」などとは何事か!!という批判がここ数日世間を駆け巡った。

なるほどたしかにboringだとかtiredなどの語は見られる。
退屈と約すのは間違ってはいないだろう。
教授をはじめ、世のたくさんの人々の批判も全て間違っているわけではないだろう。


しかし問題文をよく読んで欲しい。
入試の問題文なのだからなぜそのように退屈などと言ったか根拠があるはずだ。
こちらのブロガーさんと同じような意見にはなるが、yateveが思うに、
studentsは実際に洞窟で戦争を体験し、身をもってその恐ろしさを知るに至った。
人づてに聞く恐ろしさより自ら体験する恐ろしさのほうがはっきりと脳が理解する。
おばちゃんがやさしそうに話しているより自分が体験した真っ暗闇のほうが恐ろしかったからなのであろう。
子供の新鮮な感覚をよくとらえた文章であると感じた。



いかんせん扱いに難しい内容ではあるし、時期的にも微妙だ。
あえてこの内容を問題文に使う必要があったのか、他の内容ではだめだったのか、
問題文の内容自体には肯定的でもこの点には批判もあるだろう。
しかし、こういった事態が起きなければ明るみには出ないのが常であるし、我々が学校教育について考える機会も少ない。



青学はせっかく謝罪までしたのだから、しりつぼみで終わらせることなく、きちんと、誠実な、理にかなった主張ぐらいはしてもいいんじゃないかと思う。






っというか自分の英語読めなさすぎにびっくりびっくり。
みなさんも問題文、是非読んでみてね。自分で。





うあぁああ(⊃д`)
by yateve | 2005-06-19 09:23 | キャンパスライフ
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